親から「子供の勉強を見てあげてよ?」
孫から「勉強を教えて欲しいー」
と言われたらあなたはどうしますか??
そもそも、自分が学習内容についていけるのか大きな不安になりますよね。。
また、昔、学力に自信がある人でも、今どきの学習主体となる「創造性」と「個性」を重視した教育の方針に対して、変な癖をあたえてしまわないか等、不安になりませんか?
アンケート調査によると、「小学校の孫に勉強を教えるときに気になること」は、以下のと通りとなってます。
- 学習内容がそもそも自分に理解できない
- 学力が下がったら親に迷惑がかかるのではと不安になる
- タブレット操作ができない
- 老眼で文字が読めない
ただ、孫には何かできる限り、自分なりのものを、手助けしてあげたいですよね!
そこで今回は『小学生の孫に勉強を教えるときに配慮すべきこと』と『解決策』をまとめて紹介します。
当記事を読んで、ぜひ、「孫活」として、勉強を手助けしてあげましょう。
目次(もくじ)
小学生に勉強を教えるときに配慮すべきこと
まずは、解決策の前に、小学生の孫に勉強を教える際に、配慮すべき「背景」や「人間関係」を頭にいれておきましょう。
親への「気遣い」配慮すべきこと
まず、孫の親への配慮はどうすべきでしょうか?
孫の親はあなたに対して期待していることから考えてみましょう。
- 親と「あなた」の関係は良好ですか?
- あなたは親から、信頼されてますか?
- 親は本当に勉強を教えることを期待されてますか?
日常から、親との信頼関係が築けているかが、「解決策」に影響する非常に重要なポイントとなってきます。
上記の3つを満たしいるなら、当記事の解決策をそのまま適用されて良いでしょう。
もし、いずれかの条件を満たさない場合は、まず先に、親とのコミュニケーションをとることをおすすめします。
あなたから親に、「孫にこう教えようと思っているけど、どう?」と持ち掛けてみましょう。
理由は、親との教育方針の違いが将来の関係性悪化の禍根になるケースがありますし、何よりも孫にとってもそれぞれの教え方をされては混乱しますよね。
あなたと親との関係性は、すぐに解決せずとも、あなたから歩み寄りましょう。それが将来的に孫にも良いことにつながっていきます。
今どきの子供の学習カリキュラムの理解
学習カリキュラムは文部省で決めますが、今どきは、昔と違って、かなり難しくなってます。ゆとり世代という言葉が懐かしいですね。
今の小学校は、プログラミングなど高度なパソコン授業も小学生の学習内容に含まれてますし、加えて、AI(人工知能)やVR(仮想現実)などの、最新IT技術の教育も進んでます。
モノ作りなどのアイデア性の高い、「想像力」を養うようなものまであります。
では、いまどきの学習方針への配慮で注意すべきことはなにか?
答えは、「子供に自分で考えさせる」「勉強を楽しいと思わせること」「遊びや外出など日常生活がすべてが子供の将来の糧になる」
その理由は、
- 問題解答だけ教える学習スタイルは古い。意味がない。
- 「楽しみ」がないと、宿題だけを義務的に結果になってしまう。
- 独創性やアイデアは日常生活から生まれる。孫の可能性を大切に!
です。
是非、この点を意識して一緒に生活と勉強を見てあげてください。
それを踏まえて、「解決編」に進みましょう。
小学生の孫に勉強を教える解決策
ここからは、小学生の孫に解決案をいくつかご紹介します。
宿題の解答を決して教えてはいけない
(孫)「宿題やるから教えてー」
(あなた)「いいよー、見てあげる」
(孫)「(しばらく考える)ここの問題わからない…」
(あなた)「ここね。答えは〇〇だよ。(得意げな笑み)」
(孫)「やったー。ありがとう…(嬉しそう)」
ありがちですが、これはダメです(笑)
解答ではなく、「解き方」を教えましょう!
絶対に宿題をこなすために、利用されるようになってはいけません。
いくら孫の前でいい恰好してもタメになりません。
もし、教えて結果、宿題の解答が間違って提出てもいいんですよ、孫が自分で考えた結果ですから。
むしろ、苦手な部分がわかるため、テスト対策や将来的にプラスになるほうがメリットして大きいんです!
また、正解の答えばかりを教えると、癖になって、宿題を終わらせるために利用されてしまうようになるかもしれません。いくら、孫の頼みを聞いてあげたい、と思っても孫のためになりません。
しっかりと、孫の将来性を見据えて、対処することも、『孫活』です。
「想像力」を養うために孫と一緒に考える時間を大切に意識しよう
特に宿題などは、最後まで終わらせること自体が目的になってませんか?
事務的な作業ほど、苦痛なことはありません。
英単語や漢字を覚えるなどの繰り返し学習などは特にそうです。
それでは、子供が「楽しく勉強」できませんし、勉強嫌いになってしまうかもしれません。
あなたも記憶があると思いますが、楽しいことなら夢中で覚えるんです。
よって、その解決策として、子供好きな科目を一緒に時間を掛けてやるようにしましょう!
小学生なら苦手克服よりも、興味ある好きなこと(長所)を伸ばしてあげることが将来的にも非常に重要だと思います。
そのときあなたは、勉強の科目の順番と時間配分をコントロールしてあげましょう。
おすすめは、脳が疲れてないうちに、「考える」関連の科目を一緒になって考えてあげることです。
解答は1つではない複数答えのあるものをおしえてあげよう。
きっと、あなたのこれまでの経験や人生観の考え方が、子供にとっての大きな財産となり、将来的に、子供の独創性や個性につながっていきます。
タブレット操作がわからなかったら言葉で
昔と違って、印刷物やノートではなく、タブレットやインターネットで、課題や宿題が出されてくるケースも増えてきてます。
この場合は、焦らず、孫とコミュニケーションをとりながら、設問をゆっくり理解しましょう。時間をかけることで、子供もその問題をしっかり理解するといったプラス効果もあります。
勉強が苦手で教えられない場合は、同じ場所で過ごすだけも効果あり
むかしから勉強が苦手で、どうしても教えてあげられない場合はどうするか?
一緒の部屋にいて、静かに自分のことをやって過ごしてあげましょう!
あなたは新聞を読む、読書でも良いです。
友達と一緒に勉強することで、やる気が途切れないようにする効果があります。
それをあなたが一緒にいることで手伝ってあげましょう。
ただし、TVを見たり音がするようなことや、ゲームをしたりするのはダメです(笑)
孫から見て、おじいあばあも頑張っている!と思わせる何かをやるようにしましょう。
最後はアフターケアを忘れずに!
孫の勉強を見てあげることは、1回で終わるものではありません。
「小学生の孫に勉強を教えて欲しいと言われたら」しっかり責任をもって、孫の将来にために、繰り返し見てあげることが重要です。
そのためにも、アフターケアも継続していきましょう。
- 勉強の最後は必ず「褒める」
- テスト結果はどうあれ一緒に「喜ぶ」「反省する」
- 学習方針を理解し、日常生活から「創造性」「個性」を孫との会話に含める
- 孫の成長に応じて、親との教育方針をあわせておく
以上です。
良い『孫活』ライフをお過ごしください!
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