夏しじみやキノコで摂取!オルニチンと良質睡眠から得られること【寝ダメ睡眠は逆効果】

毎日の睡眠は疲労回復だけでなく、肥満防止やストレス耐性、肌質改善、記憶力向上など
様々な良いことがあります。

ただ、そんな睡眠でも「とり方次第でゼロどころか、体にとってマイナスになってしまう」可能性があるってご存知でしたか?その理由を知っておくだけでも損はありません。

加えて、毎日の活力は睡眠から得られるもの。そんな睡眠効果とさらに効率良くするための「オルニチン」についてもご紹介しますので、是非一読してみてください。

本記事は、こんな人向けの内容です。

✅本記事の内容

  • 寝だめ睡眠がもたらす悪影響を知りたい人
  • 「質の良い睡眠」が何か知りたい人
  • 「質の良い睡眠」の複数の効果と方法が知りたい人
  • なぜオルニチンと「質の良い睡眠」が関係するのか知りたい人

休日前の寝過ぎは「病気になる確率が上がる」って知ってましたか?

「睡眠酩酊」と精神疾病の調査結果

「睡眠酩酊」ってご存知ですか?
睡眠障害の1つで、朝起きても寝ぼけが長引き、会話がまとまらず記憶もはっきり残らないようなボーっとした状態になる症状が特徴です。
「寝だめ」により1日の体内時間をリセットする時間がズレることで、引き起こされます。
睡眠に関する研究の専門誌(Neurology)では、米国の約2万人を対象とした調査では、15%年に1回は睡眠酩酊を体験しており、そのうちの約半数の8%は、週に1度は睡眠酩酊になると答えています。

また、1度だけ睡眠酩酊を体験した人の37%が、うつ病やパニック発作、不安神経症などの精神疾病に苦しんでおり、31%が抗うつ薬のような向精神剤を服用していると答えています。

睡眠酩酊を体験した人の多くは前日の睡眠時間が短かったり(6時間以内)、長すぎた(9時間以上)ときに掛かりやすいという結果となっていたようです。

寝過ぎは心臓病や糖尿病、肥満に繋がるリスク

寝過ぎが習慣化すると、糖尿病や心臓病、肥満のリスクが増大するという調査結果があります。

ハーヴァード大学の「看護師健康調査」という8万人近くの看護師を25年に渡って調査した結果によれば、一晩に9~11時間寝る人は、きっちり8時間寝る人に比べて、記憶障害や心臓病の率が高かった(寝不足はさらにリスクが高い)。

他の研究では、寝過ぎは糖尿病や肥満、そして早期の死にまで関連があるとされてます。

また、同調査によると、人口の約4パーセントに慢性的な過剰睡眠があると推定されてます。時間の不規則な仕事についている人や、睡眠環境が良くない人、睡眠障害を抱えている人が多い結果となってます。

 

以上の統計結果によると、1日の睡眠時間を6時間~9時間の間(レム睡眠間隔を考慮するなら、6時間、7.5時間、9時間のどれか)にした方が最も効果的で良い気がしますね。

「質の良い睡眠」が体に与える6つの嬉しい効果

よく「睡眠は量より質」大切と言われますが、その理由は次の嬉しい効果が期待されるためです。

体内の疲労回復

起きて活動している間は「脳」も「体」も働くため、睡眠によって疲労した「脳」と「体」をしっかり休息させて回復させる必要があります。

睡眠中には、前日の活動で体中にたまった老廃物の処理をしたり、酵素を生産することで、翌日の活動が円滑になるような準備も行ったりもします。

太りにくい体づくりは食欲コントロールと基礎代謝をあげるホルモンに理由があった

意外と知られていないことですが、「太りにくい体になる」と言われます。

そのメカニズムは、まず、食欲をコントロールするホルモン分泌の調整(食欲を亢進させるグレリンの分泌が多くなり、逆に抑制するレプチンは減少)させることで、余分なカロリー摂取を防ぐことができます。

「睡眠不足だと食欲が増す」という話をよく聞きますね。その理由がこれです。

食欲を亢進させるグレリンの分泌が多くなり、逆に抑制するレプチンは減少する傾向

また、睡眠におけるノンレム睡眠時間帯は、多くの成長ホルモンが分泌されます。それによって、身体の基礎代謝があがり、太りにくい体質づくりにつながるというわけです。

ストレス耐性

まず、睡眠によって「副交感神経優位」状態にすることで脳をリラックスさせます。

活動期間中は「交感神経優位」状態なので、ストレスを貯め続けています。ストレスによって副腎から発生するコルチゾール(ストレス耐性ホルモンとも呼ばれる)は、通常状態ではストレスを制御するために活躍するホルモンです。

ただ、強いストレスによって、過剰に分泌されてしまうと脳の海馬を圧迫し、不安感に襲われるなど抑うつ状態につながるリスクを持っています。

睡眠によって、このコルチゾールの分泌を少なくする働きがあり、寝ている間に翌日のストレス耐性の準備を体内で整えておくというわけです。

生活習慣病の防止

活動時間帯は、交感神経の緊張が続き、ストレスから発生する糖質コルチコイド(副腎皮質ホルモン)の過剰に分泌されます。

これによって、血糖上昇から、高血圧・高血糖が起こりやすくなり、さらに進行すると糖尿病や狭心症・心筋梗塞などの生活習慣病を発症するリスクが高まります。

睡眠によって「副交感神経優位」状態にすることで生活習慣病の発生リスクが低くなるというわけです。

判断能力・記憶能力の向上

記憶の役割を持つ脳の「海馬」で睡眠中にさまざまな記憶が整理されて定着する、と言われます。
つまり、質の良い睡眠をとることによって、本来持つ記憶能力を十分に生かすことに繋がります。
また、 集中力や判断力をつかさどる前頭葉は「睡眠」によってのみ回復される、とされてれますので、睡眠不足状態では、十分な集中力や判断力が得られず、効率が落ちるというわけです。

質の良い睡眠を得るための正しい4つの方法

では、質の良い睡眠を得るための「おすすめ」方法を4つほどご紹介します。
最初から毎日すべてを実施するのは難しいものです。
休日のときに1つでも試してみてください。きっと翌日に「違い」がわかると思いますよ。

就寝3時間前の夕食

これは結構有名な話なので、ご存知の方も多いはず。
食事の胃の消化に「3時間程度」掛かるため、その消化時間帯に睡眠をとっても胃が休まらず、十分な睡眠効果が得られない、という理由です。
もし、どうしても就寝までの時間が3時間確保できないという場合は、胃にやさしく消化が良いものを選び、量も控えることでも良いそうです。
また、疲れて何も食べないという場合は、胃に何も入っていないと胃酸により胃の粘膜を痛めてしまうことがあるそうなので、その場合は、温かい飲み物を飲みましょう。

寝る前の軽い運動

寝る前に軽めの運動が睡眠の質を高める良い方法とされています。
呼吸を整えつつ、体を伸ばすことで、硬くなった筋肉を緩めつつ、全身の血流がよくなります。リラックスを促す副交感神経を優位にすることで自然な眠気につながってきます。
筋トレや過度のストレッチは逆効果ですので、深い呼吸をしながら、自分の気持ちの良いところを伸ばしつつ、リラックスストレッチをしましょう。10分~15分程度が効果的とのことです。

ぬるめのお湯の入浴

38度ぐらいのぬるめのお湯につかり、15分~30分ぐらい体をじっくり温めることで、副交感神経優位となりリラックス効果が得られます。

熱めのお湯に長く入るとは体の覚醒を誘って、体が目覚めてしまい逆効果になるそうなので、注意してください。

温かい飲み物

就寝前の温かい飲み物は、内臓から体温上昇を促し、体の緊張をほぐすためリラックス効果があると言われます。

カフェインは体を目覚めさせてしまうため、逆効果となりますので避けましょう。

おすすめは以下の3つです。

  • 白湯(さゆ)
    お湯です。胃腸に優しく、体を温めることができます。出張先ホテルや旅先などで、生姜やカモミールが無いときは、おすすめの方法です。
  • 生姜湯
    生姜で体を温める効果を高め、睡眠の質を高めます。
    冬場や冷え性の方におすすめです。生姜が少し苦手な人は、はちみつを少し入れると飲みやすく、保湿効果も高まります。
  • カモミールティー
    一番のおすすめです。カモミールティーは不眠症対策として古くから使われており、
    ハーブティーとしての香りがリラックス効果が高いと言われてます。更に、カモミールには、保湿効果があるため美容に良く胃の粘膜を保護する働きもあるため、胃腸にも良いとされてます。

 

オルニチンでプラス効果が得られる理由

年齢とともに低くなるオルニチン・アルギニン・シトルリンの体内での合成値

オルニチン回路で生成されるオルニチン・アルギニン・シトルリンは、加齢と共に充分な量が体内で生成されなくなってくるとも言われ、健康的で活発な身体を保つためには、ある程度の量を外部の食物から摂取が必要になるわけです。

オルニチンのおすすめ摂取方法

摂取方法は、「食事」か「サプリ」の2択になります。

余裕があるのであれば、バランスの良い食事が一番かと思います。

もし、忙しくて食事ではどうしても手間と時間が掛かるため、休日などの時間があるときにしか対応できず、長続きしないことが多いと言われます。

その場合は、市販のサプリで摂取するようにしましょう。

以上、今回はここまでです。

 

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