結婚7年目を迎える、5歳と0歳の男の子のママです。
義父は他界しており、義母の強い希望もあり、結婚を機に夫の実家で同居することになりました。
義理の母は近所付き合いを大切にする人で、私にも促す傾向があり、困っています。
最近では、近所の美容室から勧められた、閉店する呉服店で安く着物を仕立てられるので、入学式に着る用の着物を仕立ててあげる、と言われました。
来春息子の入学式ですが、私は今年生まれたこどもがいて着物は難しいので、と断りました。
しかし、義母は
「このあたりでは着物で出席するのが当たり前。うちの嫁だけ洋服なんて恥ずかしい。仕立ててあげるのが普通。付き合いもあるし。」
と言って、話を進めていこうとするのです。
その美容室は、着付けもセットも下手なのですが、義母は付き合いもあり通い続けています。
着物を買うと、そこでセットや着付けもしてもらうことになり、私まで付き合いに引き込まれてしまいます。
そんなときに、波風たてずに穏便に断る方法をご紹介します。
目次(もくじ)
結論:義母の理解を「子供の気持ち」「先入観」「現実問題」から得ることが重要
夫を交えて、着物がなぜ必要ないか、保管方法の問題などを義母と話し合ってみました。
タンスがない家も今は多く、洗い替えや虫干しなどの手間も多いため、着物の管理をするのが難しいことをきちんと伝えました。
ほかの地域の友人などの入学式の様子を写真で見せてみる。
地元の友達や同級生など、今は入学式に着物を着ていく人は少なく、小さな子を抱えているならなおさらだという事を視覚的に見せてみました。
金額がかかるものなので、管理の大変さや使用頻度の少なさを考えていただくといいと思います。
①「子供の気持ち」:着物を着て入学式に参加すると子供が大変
知人の話ですが、張り切って着物で参加したところ、式典の会場の椅子に座るのも一苦労、
子供を抱っこするのにも一苦労、慣れない環境で下の子が泣き出し、ミルクを吐いてしまい、
着物が大変なことに。
授乳するにも着物だと難しく、なだめすかして汚れた着物のまま子供と写真を撮る羽目になりました。
上の子もせっかくの記念日が台無しになったと思っているだろうな、と言っていました。
② 「先入観」:入学式に着物という義母の考えを取り払ってもらう
こちらでは着物が普通かもしれないけれど、私の生まれ育った地域では洋服で出席するのが大多数だと伝え、
実例を見せることで、どうしても着物、という先入観を払拭してもらう。
他地域から嫁いできたことを周囲も知っているので、洋装でも問題ないのではないか、とお伝えしました。
③ 「現実問題」仕立てた着物の保管が大変
着物を着る機会などそうないし、仕立てていただいても保管が大変。
着物保管用のタンスの管理も大変。
仕立ての金額もかなりかかるもので、管理にも気を使います。
男の子二人なので、先々使うかといえばそう使うこともなさそうですし、
訪問着を着るような機会がないのに管理に時間とお金がかかるのは、負担になります。
【体験談】 七五三のお姑さんの例
こちらは七五三の話ですが、勝手に着物を買う予定をしてきたお姑さんのお話です。
七五三のお祝いに、勝手に趣味ではない着物を買われ、どうしたらいいのか。
という質問への解決策が。
「初孫の七五三が嬉しすぎてつい先走ってしまうお姑さんですが、
稀に子どもの着物を勝手に決めて購入さえしてしまうこともあります。
念のため店先では「息子さんやお嫁さんと一度相談されては?」とおすすめしますが、
聞かない人は耳にさえ入っていないようです。
確かに着物の知識はお姑さんが一番お持ちでしょうし代金も支払ってくださるでしょうから、
その気持は嬉しいと言えば嬉しいのですがそこで選んだ着物がお孫さん自身やお嫁さんが気に入らないことが多いのです。
こればっかりは趣味の域になるので下手に口出しはできないところがまた困ったところでもあるのですが・・・
七五三の子どもの着物をお姑さんが勝手に決めて購入してしまった場合、
どんなに似合わなくても、どれだけ不満があっても基本的にはお礼を言って受け取りましょう。」
「勝手に着物を購入してしまったとしても、今は写真館で好きな衣装を着ることができます。
買っていただいた着物の写真をお姑さんにお送りして、お子さんやパパママの気に入った衣装での写真を残しておけばいいのです。
どうしても許せないなら荒業を発動して見たくもない着物を売り払い、売ったお金で新たな着物の購入資金にしてしまえばいいんです。
ただしお姑さんが着物の柄を忘れていることが重要ポイントになります。
荒業発動はくれぐれも注意を払って行いましょう。」
”参考”
最初の行動は『夫への相談』そのためには軽い晩酌がおすすめ
夫にまず相談しました。
義母が着物を勧めてくるが、私はこういう理由でいらないと思うがどうか、意見を求めたくて。
家族を巻き込んで話をするのがポイントです。
嫁と姑で立場がどうしても嫁の方が弱くなるので、一番の味方になるであろう夫をまず説得して味方につけることにしました。
子供にはあまり聞かれたくなかったので、夫の休みの日に子供を寝かしつけた後、
簡単なおつまみを用意して、晩酌をしつつ相談することにしました。
軽くお酒が入っていると、夫も機嫌よく話を聞いてくれます。
愚痴っぽくならないように、こういうことでちょっと困ってるけどどうしたらいいかな?と意見を求めるようにしました。
私は夫の理解を得ることが出来ましたが、理解の無い旦那さんをお持ちの方もいると思います。
夫婦でなかなか話し合いの場を持つのは難しいかもしれないので、
旦那さんが晩酌をするときにちょっと同席してみる、というのは話しやすいきっかけになると思います。
お酒を飲まない方なら、お菓子とコーヒーでもいいでしょうし、テレビを見ているときに隣に座ってみるでもいいと思います。
夫婦二人で話せるタイミングを作ることが大切です。
時には、子供をダシに使って、着物を着ていると、子供が大変なんだ、という事を旦那さんに伝えて説得する、
というのがいいと思います。
困るのは私だけではないのだ、という事。
一緒に行く旦那さんも大変だよという事を伝えれば、分かってもらえるのではないでしょうか。
子供のメモリアルイベント、家族皆んな 笑顔でお祝いしたいですよね。
コメントを残す