孫が幼い頃は、近所の公園に一緒に行って遊んだり、田舎であれば一緒に田畑に収穫に連れて行ったり、それで十分「キャッキャ(^^♪」と、喜んでくれてました。
ところが、小学生ぐらいになり大きくなると、『スマホ』ばかりで、常時うつむいているため顔を合わせての会話すらままならない、ってことありませんか?
そのまま、「ゲームで遊ばしておいていいのか?」「孫が好きでやっているならいいかな?」「孫から嫌われたくない」などの意見や悩み、葛藤もさまざま聞こえてきます。
今、全国的に小中学高校生に多いのですが、このまま放置しておくと「スマホ依存症」になる可能性が高くなります。
[box05 title=”スマホ依存症になると…”]- スマホに触ってないと不安になる
- 急に怒り出す
- 自分で時間管理ができなくなる
- スマホを取り上げるとパニック状態になる
- 学校の成績が下がる
このまま放置しておくと、スマホ依存症のような怖い病気になる可能性も出てきます。
そこで今回は『小学生の孫がスマホばかりしているときの接し方として、その理由』と『解決策』をまとめて紹介します。
当記事を読んで、ぜひ、「孫活」として、孫とうまく接してあげましょう。
目次(もくじ)
小学生の孫がスマホばかりする理由
まずは、解決策を検討する前に、小学生の孫がスマホばかりやっている理由を考えてみましょう。
その理由はいくつか考えられます。あなたのお孫さんのケースが、どれにあてはまるのか?よく観察してみましょう。
ゲームであれば毎日ノルマを達成する必要があるため
スマホゲームは、毎日達成するノルマがあります。
それをやらないと、
ゲームのキャラクターの成長が遅くなったり、レアアイテムを手に入り難くなるケースが多いです。
このノルマ達成に必要な時間はゲームによって違いますが、
約2~3時間ぐらいは毎日ゲームをする必要があると思ってください。
ポイントは以下の通りです。
- スマホゲームには毎日ノルマがあり、2~3時間ぐらい掛かる
- ゲームによって、毎日ノルマには時間指定のものがあり、その時間に話しかけるとブチ切れられます
- ゲームによって、時間指定がないものは、随時話しかけもOK。家事などの頼み事などを聞いてもらえる
毎日毎日、ゲームばかり、、
「え?宿題や勉強を2~3時間もやってる姿は見たことないのに…」
とも思うかもしれませんが、おそらくご自身も昔は同じだったと思います(笑)
大事なことは、お孫さんがスマホで毎日ゲームをやっているなら、
理由を、しっかり理解してあげてることが、今後の「接し方」を解決するうえで重要になってきます。
それをしっかり覚えておいてください。
ノルマはないが単純にゲームに夢中になっている
毎日ノルマはないが、ゲームに夢中になってるだけというケースがあります。
特に、男女に人気のパズルゲームである「ポコパン」や「パズドラ」などがそれに該当します。
この場合は、1回のゲーム時間が5分~10分程度なので、その合間であれば一時停止(ポーズ)ができますので、話し掛けや頼み事などが可能なはずです。
もし、それを嫌がるのであれば、「相当ゲームに夢中になってはまっている」か、それか「単純にあなたと話したくない」か、いずれかの理由が原因です。
前者のゲームにはまっている場合は、時間コントロールが出来てないケースが殆どです。このあと解決策でお伝えしますが、親と教育方針を良く話したうえで、早めに時間コントロールの対処をしましょう。
具体的には、ゲーム時間ルールの取り決めや、スマホ利用通信量の制限などの対策です。
学力低下だけでなく、前述した「スマホ依存症」の予備軍になっているかもしれません。
後者のあなたと話したくないということが理由なのであれば、まず「焦らないこと」です。怒らず、ゆっくり時間を掛けてコミュニケーションの解決から始めましょう。
友達にSNSの返事をしなければならない
最近は小学生でも「ライン」や「Twitter」などのSNSを活用して、友達との会話を楽しんでます。
その返事をしなければ、友達から嫌われてしまったり、仲間外れになるようなケースもあるようです。
ただ、重要な返事とそうでない会話がありますので、そのあたりの中身は、直接本人に聞いてみましょう。
例えば、
「誰ちゃんと会話してるの?」
ぐらいの質問は、教えてくれるはずです。
親や祖父母からの「繰り返し」話がつまらないので逃げている
普段、あなたからお孫さんにはどんな話をされてますか?
繰り返し、説教のような話をし続けてませんか?
もし、繰り返していなかったとしても、親とあなたがお孫さんに対して、同じような話をしていたらどうでしょうか?
きっと、お孫さんにとっては繰り返しに聞こえてくるでしょう。。
それが原因で、敢えてスマホを触っているのかもしれません。
特別な目的もなくスマホに触り続けて常習化している
特にゲームや友人とのSNSもせずに、目的もなくスマホに触っている場合があります。
Youtubeを見たり、ネットサーフィンをしたりするケースです。
多少遊んでいる程度では構いませんが、放置しておくと「スマホ依存症」に育っていくかもしれません。
この場合は、積極的にあなたから、声を掛けてあげた方が良いです。
家でひとりで放置されているような子供に多いケースで、将来的に対人コミュニケーション力が低くなりがちですので、あまりお孫さんの将来のためになりません。
小学生の孫がスマホばかりのときの接し方の『解決策』とは?
では、理由を理解したら、解決策に進みましょう。
お孫さんに対して理解者であることを伝える
まず、スマホばかりやっていることに対しての「理解者」であることを伝えましょう。
そうすることで、複数の理由が見えてくるかもしれませんし、親に対しての愚痴や、学校の悩みが出てくるかもしれません。
その親にも話せないようなことを聞いてあげることが、立派な『孫活』と言えるではないでしょうか。
ゲーム仲間になって一緒にゲームをやろう
同じゲーム仲間になることで、必然的にお孫さんとの会話も多くなりますし、関係性もよくなることがメリットです。
また、あなた自身も一緒にやることで、認知症などのボケ防止になります。
ただし注意点としては、やりすぎて、お孫さんの「スマホ依存症」を加速させないようにすることが重要です。
ゲームを一緒にやれば、一日のゲーム量なども見えてきますので、時間コントロールを考えてあげましょう。
親と子供の育成方針をよく話し合っておこう
最後に、ここが一番重要なことです。
お孫さんの教育方針は、親が主体となってます。
その意味で、スマホばかりやっているお孫さんに対する接し方も、親と役割分担を整理しておいてください。
例えば、スマホと勉強とのバランスです。
親から子供に対して「やめるように!」と言っているところを、一緒にスマホゲームしていては示しがつきません。
その場合は、前述した「理解者」になってあげて、共感をしてあげる方法を選びましょう。
そのバランスを考える上で、「接し方」では、親との方針合わせが最も重要です。
以上です。いかがでしょうか?
繰り返しになりますが、放置しておいて重度の「スマホ依存症」になったら後悔しても遅い事態になります。
是非、お孫さんを気にかけて、「接して」あげてください。
これも『孫活』ライフだと思います!
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