実際に祖父母と一緒に暮らしてみると、子育て方針の違いで意見が食い違ったりしますよね?
たとえば、子供が虫歯になるので親の箸を同じものを使わないといった些細なもの等です。
私は10年別世帯で暮らした後、3世代同居を始めました。
普段は、正社員として勤務しており、帰ってからの家事やお風呂、睡眠の時間など生活リズムの違いから
徐々に上手くいかないことが多くなりました。
同居してもらっている以上こちらが我慢するしかなく、様々な問題が生じストレスを感じるようになりました。
ただ金銭的に厳しいため、「別居」も現実的に難しいことはわかっていました。
そんなストレスを解消するため、
長く深く思い悩んで、最終的に下した決断した「別居」とそれまでの道のり、
結果的に良かった点をご紹介します。
目次(もくじ)
【3世代同居のストレス解消には「別居」が1番おすすめ】 そのためのお金の工面方法は?
お金を工面するための1番の方法は同居しながら、お金を工面することです。
具体的には、以下の2つ方法を実行しました。
・毎月の出費を減らす
実際に引き落としされているものを把握して削れるものを削りました。
一番大きかったものは携帯料金です。
格安SIMに変えることで月々の料金を半分以下にしました。
保険も見直しました。
必要なものは残し、妥協して削っていいものを削ることで保険料を安くする事が出来ました。
・副業をする
目的があってすぐにお金がもらえるということを考えて、本業の後に居酒屋でバイトをしていました。
夜間のバイトで子供を両親に託して働きにいくことに罪悪感がありましたが、目的のためにいくら貯めたらやめると決めて無理のない程度に副業しました。
別居生活をおすすめする理由
・理由① 児童扶養手当がもらえたから
同居中は児童扶養手当の受給条件に世帯全体の一番多く収めていた父の収入が所得制限にに引っかかり受給ができませんでした。
同居する事で制限が外れ受給できるようになりました。
・生活リズムが一定になると思ったから
違う年代の人が一緒に住む事で生活リズムの違いはとてもストレスになりました。
私たちは遅くとも21時には就寝したいけれど、隣の部屋でいつまでもテレビの音がしたり、煌々と電気がついていたりと
子供が寝たくても気になってしまいなかなか寝つけませんでした。
朝は早くからバタバタと活動するので物音で子供が起きてしまい、
朝は忙しく子供の面倒が見きれないので私も一緒に起きなければならない日がすごく多くありました。
土日も、せっかくの休みに子供がバタバタと走り回るのも休まらないだろうと思い、
あてもなく外出したりと私たちの居場所もあってないようなものでした。
別居する事でこういった問題はなくなりました。
・子供が無駄に怒られなくなったから
祖父や祖母も毎日孫と顔を合わせていればストレスや怒りも湧きます。
別々の場所に住んでいて、たまに遊びに来る程度であれば孫が可愛く思えていたでしょう。
優しかったおじいちゃん、おばちゃんに怒られるようになって子供もストレスを感じていたかもしれません。
別居する事によって適度な距離感になりどちらもストレスが軽減されたと思います。
・自分たちの時間軸で動けるようになるから
実家に同居させてもらっている身で、自分と子供で遠方に遊びに行って、急に夕ご飯を外で食べて帰るなど、
前もって連絡していればいいですが急な予定変更もあります。
帰りが夜遅くなったりお風呂の時間などにも気を使うので自由に遊ぶ事がしづらい環境でした。
別居する事で何時に帰ってきても自分の責任で事が済んで行くので、出かけることも気を使う事がなくなりました。
・体験談 別居するために「市営住宅」も選択肢の1つ
友人の1人に私が別居するときに、かかったお金や現状の生活を詳しく話したところ、
シングルの友人も市営住宅への別居を決断しました。
その理由は、
・同様の家族のストレスで悩んでいた抱えていた
・実の親でも意見が合わず気を遣っていた
ことです。
市営住宅は、シングルマザーは優先的に入居させてくれる地域も多い!
友人は、実家に近くに市営住宅があり抽選に応募しました。
市営住宅はシングルマザーは優先的に入居させてくれる地域だったので、有利に働いたようです。
別居生活の結果
・実家の近くに住めた事で子供の急な夜間の発熱や、たまにある残業のお迎えなども快く引き受けてくれたそうです。毎日顔を合わす事がなくなって両親との関係も良くなったようです。
・生活も自分たちだけになったので家に友達も招待できるようになりました。
今では友人と私の家を交代に行き来して、親と子供もの情報共有などシングル同士助け合っています。
・特に友人は市営住宅に入居できた事で毎月の家賃の負担が少なくなったと話しています。
別居するためにおすすめする最初の具体的な行動
同居のストレスを解消するのは別居が一番いい方法だと思います。
・最大の阻害要因はお金がネックなこと!
しかし、新たにアパートを決めて家具を揃えたりすることは大変お金がかかりますし、別居できない事情があるかもしれません。
・具体的な行動は、貯金額の把握と今後の生活費のシミュレーション
そのため、特別な事情がなく別居を少しでも視野に入れている人は、まずは自分が使える貯金の額を把握してみてはいかがでしょうか。
そして今後の生活費もシミュレーションしてみましょう。
何にいくらかかるのか把握し、自分の収入とその他にもらえるお金を計算し収支の合計を見ればその生活が成り立つのかわかります。
どこに住むのか、別居した場合どんなデメリットがあるか明確にしておけば両親と話し合うことで解決できることもあります。
貯金額を把握するために、通帳とクレジットカードも一本化しました。
無駄な通帳とクレジットカードを全て解約し、自分の把握すべき持ち物を整理する事ができ、毎月の収支が一目でわかるようになり把握しやすくなりました。
また、児童扶養手当がいくらもらえるのか把握したかったので、事前に市役所に必要書類を提出し大体どのくらいもらえるのかを教えてもらいました。
児童扶養手当がいくらもらえるのかわかると毎月の現実的に計算できるようになり安心感にもつながりました。
私の経験があなたの悩みの解決に少しでも参考になれば嬉しく思います。
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